【思い出の映画チラシ】

「怪物」

是枝監督の作品は、「誰も知らない」「そして父になる」「三度目の殺人」「真実」に続いてやね、観させてもろたとは。

構成のよぉできとった。

坂元裕二さん脚本だけあって、複雑な流れ、各キャラクターのやり取り、アイテムの伏線、心理模様とかば、時間軸が変わる中で、上手に表現しとらした。

カンヌ映画祭の脚本賞ば受賞さしたごたるばってん、そりゃそうやろねと。

カンヌでもう1つ賞ば受賞しとらすばってん、制作陣は思いもよらないところで困ったぁって思わしたろぉねぇ。

賞の名前で、1つネタバレしてもぉとる。

坂本龍一さんのピアノの旋律もよかったねぇ。

もともと楽器の中でも、ピアノの音色好きとばってん、坂本龍一さんのピアノは絶品やねぇ。

メロディがいい。

映画の各シーンごとにぴったりマッチしとる。

ラストをどっちととるか、人それぞれかもしれん。

最近の是枝監督と坂元さんのラストに関する発言が、割れてる気がするとばってんねぇ。

鑑賞後の率直な印象としては、是枝監督側の結末に感じたばってんねぇ。

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